「今の仕事、このまま続けて良いのかな?」
「もっとやりがいのある仕事があるんじゃないのかな?」
「けど、安定を手放すのは…失敗するのが怖いな…」
20代後半から30歳前後は、キャリアについて深く悩み始める時期です。
私自身、公務員として安定した仕事をしていたけど、やりがいや自由を感じられないことに何年も悩み続けていました。
その経験から言えるのは、キャリアに悩む女性がつい陥りやすい“パターン”があるということ。
ここでは、30歳を目前にした女性がキャリアを考えるときに避けたいことを3つを紹介します。

自分と向き合うきっかけになりますよ。
パターン1:求人条件だけで決めてしまう
今後のキャリアについて考え出すと不安が止まりませんよね。
結婚や出産、育児や介護など…
それにこのまま同じ職場で働いていても、「給料が上がらない」「やりがいを感じれない」などとモヤモヤする。
いざ、転職しようと思い立っても行動することができなかったなんてことはありませんか?
パターン1は、そんな人が陥りやすいことです。
転職活動をすると、まず目につくのは「年収」「休日数」「勤務地」など条件面。
もちろん大事な要素ですが、それだけで決めてしまうと後悔につながります。
実際に働いてみると、条件以上に「一緒に働く人」「会社の価値観」「やりがい」のほうが大切になります。
求人票には書かれていない部分こそ、長く働く上で確認しておくべきことです。
実際に働いてみないとわからないことはありますが、事前にリサーチしておくことで、少しでも差がないようにしていきましょう。
気になる会社の「一緒に働く人」「会社の価値観」「やりがい」などをホームページや口コミ、SNSなどでリサーチしておきましょう。
求人を探す上では、これらのリサーチした内容と、自分自身が働きたいと思える個別の条件と照らし合わせる必要があります。
※求人を探す前に、下記のような自分の価値観をノートに書き出してみてください。
そうすることで、「今いる会社が自分にあっていた。」「こんな風に書かれている求人はやめよう。」など新しい発見に出会えます。
ポイント:条件だけでなく「どんな人たちと、どんな目的で働くのか」まで想像すること。
パターン2:「仕事を辞めると失敗する」と思い込む
多くの人が「会社を辞めたら失敗するのでは?」と不安になります。
確かに次の準備を全くせずに辞めてしまうと、生活面で大変になることもあります。
でも本当に怖いのは「やりたいことを見つけるために動かないこと」。
行動しなければ未来はにひとつ変わりません。
40〜50代になってから「やりたいことがあったのに結局できなかった」なんて後悔してからでは遅いです。
【私自身の経験】
私は、長年悩んだ末に“勢いで辞める”決断をしました。
勢いだったので辞めてからは、ゼロからのスタート。もう少し、考えてからの方が良かったなと思う一方、勢いで辞めなきゃ今後も辞めるきっかけを失っていたな、とも思っています。
ですが、辞めることを職場に伝えてから、初めて「自分がどう生きたいか」を真剣に考えることができたのです。
自分の心に耳を傾けることで、将来を真剣に考えることができたし、自分や家族に対する愛が深まったように思います。
やりたいことがあったのに、失敗するのが怖くて踏み出せなかった自分から、失敗しても成功するまでやり続けようと思える自分に変わることができました。
つまり、キャリアを選択するうえで大事なのは、自分の選択に覚悟を持つこと。そして、失敗するのは当たり前、成功するには必要なことだと思うことです。
___キャリアは一度決めたら終わりではなく、何度でも選び直せるもの。
辞めるのも行動のひとつ。間違っていたらやり直せばいいんです。
パターン3:自己分析をおろそかにする
「とりあえず条件が良ければいいや」

ちょっとっ!
自己分析をしないまま転職すると、
結局同じ悩みにぶつかっちゃうよ…
自己分析とは、自分の価値観・強み・弱みを整理すること。
自己分析は下記の3つの方法を実践してみてください。
- ノートに書き出してみる
(好きな作業、嫌いな作業、得意なこと、苦手なことなど具体的にたくさん) - 無料の自己分析ツールを活用する
- 信頼できる人に客観的な意見をもらう
こうした自己分析は、無料です。
自分や家族と向き合うきっかけになりますので「自分に合う働き方」が見えてきます。
まとめ:行動しないことがリスク
30歳前後のキャリアは、人生の大きな分岐点。
何を始めるにも決して遅くない時期です。
- 条件だけで決めるのではなく、自分の価値観を大事にすること
- 辞めること自体を失敗と思い込まないこと
- 自己分析をして自分の軸を持つこと
この3つを意識すれば、キャリアの選択肢はぐっと広がります。
そして何より伝えたいのは、「行動しないことが最大のリスク」ということ。
辞めてもいい、間違えてもいい。行動すれば、必ず次の選択肢が見えてきます。
あなたのキャリアは、何度でも選び直せる。
未来をつくる一歩を、今日から踏み出してみてください。
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