必要なお金っていくら?闇雲に貯金しない生き方|ライフプランから考える

暮らし

「子供を育てるのにいくら掛かるんだろう…」
「将来が不安だから、とりあえず貯金しておこう」

______20代後半から30代に入ると、多くの人がそう考えます。

私自身もそうでした。

筆 者:ことは
情 報:アラサー既婚女子・元公務員
趣 味:旅行、カフェ、ライブ、フェス、資産運用など盛りだくさん

結婚する前までは「結婚したら」「子どもができたら」と、なんとなくの不安を理由に貯金。
特に目的もゴールも決めず、ただ貯めていました。

今思えばそれはそれで正解だったと思っています。
習慣として“お金を貯めるクセ”がついたから。

ですが、お金を貯めようと思えば思うほど、娯楽に使うお金ができず、我慢する日々…

給料低いのどうにかならんのかい?どうやって生きていけばええん?
なんて、20代前半の頃はモヤモヤしていました。
※関西人ではありません。

そっから色々勉強して、30歳を迎える頃にはモヤモヤがなくっていったんです。
「その色々を教えろって〜」って思いましたね?

と、その前に!

私はライフプランを踏まえて、ファイナンシャルプランナー「将来のいつまでに、いくらお金が必要か」という具体的なシミュレーションをしてみて、考えが変わったのです。

「闇雲に貯める」よりも「人生のイベントに合わせて準備する」方が、今を楽しみながら、効率的に必要資金を貯められることに気づいたんです。

1 効率的な方法で貯金しよう

とりあえず貯めることは大事。

でも、ゴールが分からないと「どこまで頑張れば安心なのか」が見えません

結婚資金の相場は、
100〜300万円と人によって幅があります。

パートナーと結婚を控えているのであれば、
結納はするのか?結婚式はするのか?新婚旅行はどこに行くのか?など、
それぞれの相場を考えると良いです

併せて、いつまでにお金を用意すれば良いのか考えることで、いつまでにいくら準備したら良いかがわかります

出産や子育て、マイホームの建築なども同じように詳しい相場を調べておくと、それまでにどうやってお金を増やしていけば良いのかを考えられます。

子供が生まれたら、18年後には大学進学の可能性があります。
公立の文系であれば4年間で500万円から600万円と言われていますが、これも進学する学校によっても違ってきます。

結局、人によって夢や理想が違うので、
必要経費が異なるということです。
貯金を考えるということは、
今後どんなふうに生きていきたいかを考えるということ。

とても大事なことです。まずは、ゴールを決めましょう!

予期せぬ出費はあるので、3〜5年に1度、貯蓄計画を見直すと良いと思います。

老後資金は1人2000万円と言われていますが、本当にそうでしょうか?
これも、人によって必要額は大きく異なります。

こうした
「お金がかかる時期」を知った上

計画的に貯蓄していけば

無駄に我慢せず、

必要な分を効率的に貯められるんです。

2 学んでNISAや投資を始めよう

必要な貯蓄額が分かったところで、どうやって貯蓄していくか…

それは、タイトルにあるとおり、投資です。

銀行にお金を寝かせて置くだけでは、お金はほとんど増えません。

私の母が若い頃は、銀行の金利が8%とか、
そんなん、みんな口座に入れるのが一番いいやんってなりますよね。

でも今は?ネット銀行で高いところで、0.1…とか
世の中変わりすぎてて辛い…

そこで!

私はNISAなどの投資信託について、仕組みを勉強することから始めました。

大まかに説明すると、長期年月で運用すると複利の力ってもんが力を発揮してくれる。
だから長い目で見ると、プラスになっていくっていうこと。
っん?説明、大丈夫そ?

失礼しました…

NISAについては、YouTuberとか書籍とかで説明されいるから
詳しくはそちらを参考に勉強してみてください。
※いつか、私が参考にした書籍をたくさん紹介したいです。

私のNISA経験についてお話しすると、

最初は、つみたてNISA満額の33,333円を毎月コツコツと続けて投資していました

投資信託をメインに始めたことで「長期投資なら怖くない」と分かり、ETFにも興味を持つように。

つみたてNISAが新NISAとなってからは、生活防衛費を残した上で、余剰資金を月10万円ほど投資に回すようになりました。

その結果、4年間で+100万円以上の含み益が出ています

この経験から実感したのは、
「時間に勝る投資はない」
「闇雲に貯めるより、お金を育てた方が必要金額を貯められる」
「精神的に安心」
ということです。

貯金だけをしていても、必要なときに必要な資金が確保できない可能性があります。

怖いと思うのは、”知らないから”です。
しっかり学んでリスクとリターンを考えて、投資信託にも挑戦していきましょう。

投資を始める前のポイント★です。
投資は、生活防衛費として現金を貯蓄してからのスタートが理想的です

生活防衛費は、1ヶ月の生活費×6ヶ月分です。
1ヶ月の生活費が25万円なら、150万円。

『もし、仕事がなくなっても6ヶ月分の生活費はある』という状態を作っておくと、リスク回避できますね。

 

3 今を楽しく生きよう

ライフプランを考えることは、将来に備えるためだけではありません。

必要なお金の目安がわかれば、「今はこのくらい使っても大丈夫」と安心できるんです。

つまり、今を楽しめるようになるってこと!

私は実際にライフプランを立ててから、趣味や旅行、自分への投資にお金を使うことができるようになりました。

「将来のために我慢しなきゃ」ではなく、

「必要なお金を準備しながら、今も楽しむ」という生き方にシフトできたんです。

 

今年の夏は泊まってみたかった、星野リゾートのホテルに夫婦で宿泊してきました。

今年は、ディズニーに行ったり、ライブに行ったりと、充実した日々を送れて、満足〜満足〜なのです。

4 今からできるステップ

もし今「とりあえず貯金」をしているなら、以下の流れをおすすめします。

  1. 生活防衛費を確保する(生活費の3~6ヶ月分)
  2. ライフプランを考える(無料相談やセミナーを活用)
  3. 投資でお金を育てる(NISA・iDeCoなどを活用)
  4. 趣味や経験にも投資する(“今を楽しむ力”も将来の資産になる)

5 まとめ

闇雲に貯金していても、間違いではありません。

ライフプランを意識すると「必要なお金」と「今使えるお金」が整理されます。
もっと心が軽くなってきます。

大事なのは、

  • 人生のイベントに合わせて計画する
  • 投資を活用してお金を育てる
  • 今も楽しむことを忘れない

このバランスが取れると、将来への不安が薄れて、

今をもっと楽しく生きられるようになりますよ。

 

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