ひとり暮らし歴8年。
結婚前の私は「将来を見据えてしっかり貯金したい」
「趣味も楽しみたい」「でもムリに我慢はしたくない」と思っていました。
そこで徹底的に見直したのが、固定費。
生活費を抑えたことで、先取り貯金と投資にまわすことができ、資産を倍増させることができました。

この記事では、私が実際にやってきた固定費の見直し方法を紹介します。
今を楽しみながらも将来のことを考えられるようになりますよ。
1 家賃の見直し:必要以上に高い部屋に住まない
収入の30%以内を意識する。
収入の30%くらいの家賃にした方が良いと言われていますが、私自身は多くても25%くらいにした方が良い思っています。
例:) 手取り24万円 30%7.2万円
25%6万円 20%4.8万円
例:) 手取り30万円 30%9万円
25%7.5万円 20%6万円
家賃を抑えるだけでその分を貯金や投資に回せそうです。
また、お部屋は、駅近や築浅より「日当たり・治安・通勤時間」
で選ぶこともおすすめです。
一度住み始めると、簡単に移動できません。
なので、駅近や築浅物件も良いですが、自分にとって何が一番大事なのか取捨選択することで、ミスマッチを防げます。
少し郊外に住むだけでも月数万円の節約になりますよ。
私がアパート選びで失敗した点は、内見の時には気が付かなった”臭い”です。
築7年のペット相談可の物件。内見の時に気にしていなかったせいで、住んでみるとペット臭がひどく、すぐに引っ越しを検討することになってしまったんです。
部屋選びは慎重に、身の丈にあった家賃の快適な家を選び、浮いたお金を貯金や投資、趣味に回していきましょう。精神的に満たされます。
2 スマホの見直し:格安SIMに乗り換えて月5000円節約
なんとなく、通信回線が良さそうと思って大手キャリアSIMを使っていないですか?
大手キャリアは光熱費とセットにするとお得といって生活圏を囲ってきますよね。
ちょっと待ってください。
一度で良いので、格安SIMを使ってみてください。
私はUQモバイル、LINEMO、楽天モバイルなど格安SIMを使ってきましたが、通信回線で困ったことは一度もありません。
同じギガ数なら断然格安SIMがおすすめです。
一番おすすめなのは、日本通信SIM。
20GBで1390円、通話5分間かけ放題または、ひと月70分までのどちらかを選べる。
神すぎて夫婦で利用しています。
おかげで1年間にすると、ひとり55000円の節約に。
資産を増やしていきたいなら格安SIMにするべきです。
3 保険の見直し:”なんとなく〜”加入をやめる
社会人になった頃、なんとなくすすめられるままに加入していた保険はありませんか?
その保険、自分がどうなると、どう使えるか知っていますか?
本当に必要な保険か見直して、不要なものは解約しましょう。
私の話です。
勤めたばかりの頃、親が私のために入ってくれていた保険を引き継ぎました。
引き継いだ時は、詳しい内容を確認しませんでした。
それから3年が経ち、固定費見直しをしていた私。
親から引き継いだ保険内容を詳しく確認したところ、
『私が病気(一定の病名のみ)になったら一時的に1回だけ200万円が支払われる』という内容でした。
正直、毎月2000円払ってきたし、今更解約するのもなぁ…
とも思いましたが、解約することにしたのです。
理由は、すべての病気に対応していないし、ある程度貯金が貯まったからです。
それに、自分で毎月貯金した方が良いのでは?と思ったからです。
しっかり保険について考えて解約した結果、毎月の出費が貯金に変わり、解約金も何十万か戻ってきました。

保険は、保険会社が勝つようにできています。
すべての保険が不必要とは思いませんが、ライフスタイルにあった保険を、
1年に1回で良いので見直すことをおすすめします。
4 光熱費の見直し:契約と習慣でダブル節約
電力自由化などを活用して、安い会社に切り替えることをおすすめします。
ポイントが貯まる電気プランがあったり、値引きをしてくれる会社があったりします。
また、インターネットから、電気代を見積もってくれる電気会社もあるので、一度見積もりを取ってみてください。
電気の契約と一緒に考えたいのが、節電習慣です。
LED電球に変えたり、湯船は少なめにしたりと、ちょっとした習慣で節約を心掛けると良いです。
ただ、私はズボラな一面があるので、過度な節約習慣は取り入れていません。
それ自体がストレスになって、暴飲暴食や娯楽にお金がかかりすぎると節約習慣をしている意味がなくなってしまうからです。
適度な節約習慣を心掛けましょう。
5 サブスクの見直し:「全部書き出す」ことから始める
動画・音楽・ジム・アプリなど、今現在いくつのサブスクリプションに加入しているかすぐに答えられますか?
サブスクは便利な一面、毎月かかるお金なので、固定費を圧迫する出費です。
本当に必要なものを考えて、加入するようにしましょう。
サブスクを辞めるたけで、一年間にすると数万円浮きますよ。
ここで、サブスクを見直すポイントを紹介します。
- 無料のアプリで代替えできないかどうか考える
- 月1回でも使ってないなら即解約
- 同じ種類のサブスクは厳選して1つだけにする
上記の3つのポイントを踏まえ、使うサブスクは“自分の暮らしを豊かにするものだけ”に絞ることにしましょう。
6 固定費の見直しで浮いたお金は、”先取り貯金”と”投資”へ
私は実際につみたてNISA時代からNISAを始めて4年。
忙しい公務員時代も「先取り」でコツコツ積み立てていただけなのに、いまでは+120万円以上の含み益が出ています。
投資って“難しいから私にはできない””怖いイメージがある”などと思われがちですが、そんなことはありません。
基本を正しく学んで挑戦してみましょう。
NISAやiDecoなどの投資信託は、最初に1回設定すれば自動的に毎月、資産運用してくれます。
大事なのは、投資の基本的な知識と、「時間を味方につける」ことです。
私も毎月の積み立てを淡々と続けているだけなのに、気がついたら資産が増えていました。

この経験から学んだことは、時間に勝るものはないということ。
無理な節約でストレスをためるより、固定費を見直して、その分を未来の自分に投資する方がずっとラクで安心です。
「そんなこと言っても投資に回すお金なんてないよ…」
と思っている人は、これまで紹介した固定費節約術1〜5までを実践してみてください。
少額からでも早く始めた人が時間を味方にでき、結果的に資産が増えますよ。
7 おまけ:固定費見直し後の予算組のポイント|娯楽費は?
これまで固定費の見直しについてお話をしてきましたが、固定費の見直しをしても毎月どんどんお金を使っていては貯まるものも貯まりません。
固定費を見直したら、簡単でいいので、1ヶ月の予算組をすることをおすすめします。
私の場合は、手取りの給料から貯金と投資で使用する分を先取りしておきます。
そこから固定費を引いたら、残りは自由に使えるお金がいくらなのかがわかります。
ここで残ったお金を趣味に使ってもいいし、貯金や投資に使ってもいいと思います。
私は”自己投資”をおすすめします。
特に読書や資格取得、旅行のためにお金を使うことで、
いろんな考え方に触れられますし、自分を成長させてくれるはずです。
まとめ
ひとり暮らし女子でも、固定費を見直せば無理せず資産を増やすことができます。
- 家賃は収入の30%以内
- スマホ代は格安SIMへ
- 保険は不要なものを解約
- 光熱費は契約&習慣の見直し
- サブスクは“本当に必要なものだけ”
- 浮いたお金は【先取り貯金+投資】へ
私はこの習慣で、趣味を楽しみながらも資産を増やすことができました。
参考として、行動に移してみてください。
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